1998-05-07 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第13号
○説明員(谷野作太郎君) 最初のお尋ねのガイドラインでございますが、これはすぐれて東京の話でありますので、アジア局長から後ほど補足をしていただきたいと思います。私が承知する限り、どういうふうに説明するかというお話だったと思うんですが、現地の大使としては、これは橋本総理御自身が李鵬さんにも繰り返し申されたことでありますけれども、第一点は、何も特定の地域や国を想定してやっているわけではありません、日米の
○説明員(谷野作太郎君) 最初のお尋ねのガイドラインでございますが、これはすぐれて東京の話でありますので、アジア局長から後ほど補足をしていただきたいと思います。私が承知する限り、どういうふうに説明するかというお話だったと思うんですが、現地の大使としては、これは橋本総理御自身が李鵬さんにも繰り返し申されたことでありますけれども、第一点は、何も特定の地域や国を想定してやっているわけではありません、日米の
○説明員(谷野作太郎君) インドにつきましては、広中先生もおいでいただいて環境問題で大変いい講演をしていただきました。私、ああいうことこそがもっともっと、中国はもとよりですけれども、日本との間で単に資金協力とかそういうことだけではなくて、ああいう知的な関与といいますか、知的な交流こそが必要だと思っておりまして、講演会においでいただいたことは今でも懐かしく思い出します。 きょうはインドの話をするために
○説明員(谷野作太郎君) 谷野であります。よろしくお願いいたします。 本日はこのような機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。命を受けまして、来週早々でございますが、北京の方に赴任させていただきます。御要請によりまして、赴任に当たっての若干の所感を述べさせていただきたいと存じます。 個人事になりますが、先ほどアジア局長からも若干の紹介がございましたけれども、中国につきましては私自身
○政府委員(谷野作太郎君) お答え申し上げます。 法的な考え方については先ほど政府委員から御説明したとおりでございますが、他方、日本としてこの問題に何も対応しないということではございませんで、今、先生からお話がございましたような国民参加のもとでの基金という形で何とかこれに対応できないかということで今、私どもも含めて鋭意検討を進めておるところでございます。 その過程で、確かに仰せのように、いろいろ
○政府委員(谷野作太郎君) お答えいたします。 特に、この確定債務と申しますのは、債権を負っている方々の老齢化も年を追って進んでおるわけでございまして、そういう意味におきましてはかの問題とは切り離してこの問題は、何分政府が支払うべきものとして債務を明確に負っておるわけでございますから、債権者の高齢化ということも念頭に置きながら何とか早い機会に早急に解決をすべきものと思っております。
○政府委員(谷野作太郎君) その点も板垣先生の御指摘のとおりでございまして、当時の金額で返済し得れば事は非常に簡単ではありますけれども、前内閣におきましても当時の宮澤総理からも予算委員会で明確にお答えになりましたように、今日既に五十年近くを経ておりますので、法定利息に加えて何らかの上乗せの措置を政府として講じなければこの問題は解決しないであろうという基本的な認識は、板垣先生と同一でございます。
○政府委員(谷野作太郎君) 私の方からお答えさせていただきます。 板垣先生がただいままさに仰せのとおり、確定債務と申しますのは日本政府として台湾当局に負っておる債務ということでございますから、具体的に申し上げれば台湾出身の旧軍人あるいは軍属の方々への未払い給与、それから郵便貯金等、具体的に申し上げますれば軍事郵便貯金、それから台湾記号外地郵便貯金というのもございますし、簡易保険あるいは郵便年金というものもございます
○谷野政府委員 この問題はただいま官房長官から御答弁申し上げたとおりでございますが、債権者の方々の高齢化も著しく進んでおるわけでございまして、私どもといたしましても、何らかの解決を早くしたいという気持ちには変わりないわけでございます。 ただ、検討を始めてみますと、なかなか法的な問題も含めて難しい問題が多々ございまして、早期にとりあえず日本側の考え方でもまとめたいということは変わりありませんけれども
○政府委員(谷野作太郎君) この問題は、ただいま外務省にお願いいたしまして、現地のソウルにおきまして大使館を通じて関係の先方の団体と打ち合わせを始めております。従来必ずしも意思疎通が十分でなかったこともございまして、具体的にヒアリングに至りますまでにいろいろ詰めなければならない段取り、やり方等がございますので、ただいま鋭意その辺を先方の団体とお話し合いを始めたところでございます。いま少しくお時間をいただきたいと
○政府委員(谷野作太郎君) お答え申し上げます。 ただいまのまさにその点が実は非常に難しい問題でございまして、郵政大臣から御答弁がございましたように、古い話ではございますけれども、元金利息合計、それだけをお支払いするということでございますれば私どもは事務的には非常に簡単なわけでございますけれども、ただいま仰せのように、いろいろな上乗せを当然台湾の関係の方々は希望しておられる。その辺を日本として応じられるものかどうなのか
○政府委員(谷野作太郎君) お答え申し上げます。 ただいま先生から仰せのように、この問題は単にただいまお話ございました郵政省関係の郵便貯金にとどまりませず、未払いの恩給の問題とかその他関係省庁にまたがるいろんな問題がございます。そこで、私ども総理府の方で、事務的に私の方で取りまとめ、考え方の整理をさせていただいておりまして、ただいま関係省庁にお集まりいただきまして鋭意問題点の整理を行っております。
○谷野政府委員 聞き取り調査のお話だったと思いますが、政府は確かにひところまで、この当事者の方々のプライバシー等の問題もあろうかと思いまして、これの問題について若干消極的なことを述べておったかと思いますけれども、その後、先ほど申し上げましたように、より実態に迫るために、かつまた韓国側からも内々これを実施してほしいという強い御要請がありまして、ただいまのところでは、先方の協力が得られればということが条件
○谷野政府委員 まさに先生のただいまお話しのようなポイントも含めまして、私どもは別に予断を持っているわけではございません。なすべきことは、なるべく真実を究明するということでございまして、それに尽きると思います。そのような考え方に基づきまして調査を進め、聞き取り調査も行うということでございます。
○谷野政府委員 お答え申し上げます。 ただいま聞き取り調査ということでございましたが、私どもが行っております聞き取り調査は、当事者の方々の、慰安婦の方々から直接お話を伺うということと、それから、それ以外のいわば関係者の、日本の方も含めてですけれども、その方々からお話を伺うのと二通りあろうかと思いますが、後者につきましては既にいろんな形でお話を伺っております。 難しいのは当事者の方々から直接お話を
○政府委員(谷野作太郎君) 御要望に沿うように措置いたしたいと思いますが、ただ一言つけ加えさせていただきますと、外務省の所持しております資料の中から既にかなり多数の拓務省関係の資料が出てきております。それは公表されておるところでございます。
○政府委員(谷野作太郎君) 資料に当たるだけでも不十分だと思いまして、直接当時の関係者の方々からお話を伺う努力も開始いたしております。どのような方、まして個人名にわたりますことはこういった方々とのお約束事でこの場で御説明できませんけれども、資料だけではなくて幅広くいろいろの方からお話も伺っておるということでございます。
○政府委員(谷野作太郎君) ただいま官房長官から御説明したところでございますが、昨年とりあえず六省庁、警察庁、防衛庁、外務省、文部省、厚生省、そして労働省に調査を御依頼いたしまして、その結果を発表させていただきました。その後、調査対象をいま少しく広げまして、法務省あるいは国会図書館それから国立公文書館等にわたっておりまして、そういったところも含めて調査を継続しておるということでございます。 いつごろ
○谷野政府委員 一番最後の、従軍慰安婦の方々に直接会って、既にお会いはいたしておりますけれども、いま少しく時間をかけてという仰せだと思いますが、先生の従来から私どもにおっしゃっていることでございまして、そのような貴重な御意見として伺っておきたいと思います。今後の取り進め方につきましては、官房長官とも十分御相談し、御指示を得ながら進めたいと思います。 いずれにいたしましても、この私どもの仕事は誠実に
○谷野政府委員 仰せのように、大変異常な戦争のもとでの状況でございますので、そういった異常の状況のもとでの出来事でございますから、ただいまの仰せのようなことも含めて、少なくとも私は慰安婦の人たちからそういうことがあったということは直接聞いております。それからまた、戦争が激しくなれば置き去りにされたというようなことも、この方々は私に申されておりました。そういう異常なもとでの出来事であったことは事実でございます
○谷野政府委員 先生のお話しになりました韓国側の中間報告というのは、私どもも読ませていただいておりまして、読むのがつらいというふうにおっしゃいましたけれども、私も同じような気持ちで受けとめたわけでございますが、直接その従軍慰安婦だった方々の話を政府として聞いたらどうだ、伺ったらどうだというお話は前々から伺っておるわけでございます。 ただいまのところ、私どもがやっております作業は、いわば残された資料
○谷野政府委員 一昨日でございましたか、同様の御質問をいただきましたけれども、政府で関係省庁にお願いいたしましてこの問題についての実態の調査を進めておりますけれども、これまでのところ、先生が今言及なさいました強制性を裏づける資料は、日本側の資料としては発見されておりません。
○谷野政府委員 朝鮮半島以外にもあるではないかというお話でございましたけれども、既に国会でも御報告しておりますけれども、これまで発見された資料の中にも、例えばフィリピン等にその種の施設があったというような資料が発見されております。何も対象を朝鮮半島に限っておるということではございません。 それから、どのような措置をとるかということでございますが、韓国は、とりあえずはごの真相究明を尽くしてくれと言っておりまして
○谷野政府委員 ただいまのお尋ねのうち請求権絡みの話につきましては、条約解釈の絡む問題でございますから外務省から御答弁いただいた方がよろしいと思いますが、私が先ほど申し上げましたのは、強制的なことはなかったというふうに日本政府の判断として断定的に言っておるわけではございません。そういう資料が今日までのところ、そういうものを裏づける資料が各省庁の作業にもかかわらず日本側の資料として発見されておらないということを
○谷野政府委員 調査の点をお話しいたしたいと思いますが、とりあえず私どもの外政審議室というところで各省庁にお願いして取りまとめておりますので、そのことをお話ししたいと思います。 お話がございましたように、昨年の七月に一応の結果を発表させていただきました。そして、その後さらに若干の資料が見つかっておりますので、そんなこともあって、引き続き調査を私どもの内閣から関係の省庁にお願いしております。 ただ
○谷野政府委員 もとより官房長官は、累次総理と御相談の上でございまして、この米の問題一つにつきましても累次の国会決議があることは承知いたしておりまして、その趣旨を体しまして今後とも対応していく、このような基本方針にはいささかの変更もないということだろうと思います。
○谷野政府委員 先ほど来農水大臣あるいは関係省庁の事務当局から御説明のとおりでございまして、ガット・ウルグアイ・ラウンドにつきましては政府は一体となって対応してきておりますし、その方針には変わりはないと思います。しかしながら、確かに先般来お話しのように、米欧の新しい合意を受けまして、交渉自体一つの重大な局面に来ておることは事実でございますので、官房長官がお願いをいたしまして、恐らく明日になると思いますが
○谷野政府委員 ただいまるるお話がございましたように、カンボジア和平というものが東南アジアひいてはアジアの平和と安定に大変大切なことであるというのはお説のとおりでございます。 そこで、ただいまカンボジア情勢、特にポル・ポト派の動向についてのお尋ねがございましたけれども、御記憶のようにパリ協定が結ばれたのが昨年の十月でございますから、はや半年以上になるわけでございますが、その間の和平の一定のプロセス
○谷野政府委員 現地におきまして、シアヌーク殿下あるいは明石代表の和平に向けての努力が引き続き行われているわけでございますが、ただいまお話しのように、二日後に、六月十三日をもってUNTACは停戦の第二段階に入るということになっております。 御説明申し上げれば、ここでは各派の軍隊の再結集、主要地域におきましてUNTACの管理下のもとに各軍隊を置くわけでございます。そして武装解除、動員解除というふうに
○谷野政府委員 お答え申し上げます。 国連の行いますPKOへの参加に関します日本政府の考え方につきましては、総理御自身あるいは外務大臣等からいろいろな機会にアジア諸国に説明をなさっておられます。そういうこともありまして、ASEAN諸国、アジアの中でのASEAN諸国につきましては、ほぼ日本政府の考え方については理解が得られておるというのが私どもの理解でございます。 カンボジアからは、本委員会でも御答弁
○谷野政府委員 お尋ねのUNTACへの派遣の段取りの部分につきましては、別の政府委員からお答え申し上げます。 ただいまお話しのクメール・ルージュのことでございますが、御案内のように昨年秋以来、パリ協定が結ばれて以降、SNCの議長であられるシアヌーク殿下、そしてUNTACの長である明石特別代表のもとで、カジポジアにおける和平の定着に向けて懸命な努力が展開されております。そういう中で、避難民の帰還等も
○谷野政府委員 御案内のとおり、現在カンボジアにおきましては、昨年の十月に署名されましたパリ協定に基づく和平のプロセスが懸命に進められておるところでございます。その間にあって、特に例の国民最高評議会、SNCの議長のシアヌーク殿下、懸命な国民和解へ向けての努力をな さっておりますし、またUNTACの側では明石特別代表が、これまたカンボジア各派の信頼関係の構築のために真剣な努力を粘り強く行っておられるところでございます
○政府委員(谷野作太郎君) ただいまその辺のところを積極的に検討中でございますけれども、とりあえずは先ほど申し上げましたカンボジアの復興、復旧を日本のみが背負い切れるものではございませんので、国際社会に呼びかけてその調整のための委員会をつくろうという、これは日本の提案としてほぼ関係国間の御同意が得られると思います。 その上で、さて日本としてこの復旧なり復興のためにどういう分野を念頭に置いて進めていくかということでございますけれども
○政府委員(谷野作太郎君) 一点申し上げるべきところでございましたけれども、日本はこの会議の共同議長国の一人でございます。それから、かねてからこの種の復興のための閣僚会議をぜひ東京でさせていただきたいということで主張してまいりまして、国連にUNDPという機関がございますけれども、その代表の方と日本側は外務大臣、共同議長でこの会議を取り仕切るということになっております。
○政府委員(谷野作太郎君) ただいま仰せのカンボジア復興閣僚会議につきましては、六月の二十日、それから二十二日が月曜日だったと思いますが、両日にわたって東京において行う予定にしております。 参加国数のお尋ねでございますけれども、ただいまのところ三十三カ国から積極的に参加したいというお申し出を受けております。そのほかに世界銀行とか国際機関がございますので、これも今のところ十を超える国際機関から積極的
○政府委員(谷野作太郎君) 本委員会でたびたび御答弁申し上げておりますように、カンボジアの復興を考えます場合にNGOの役割は非常に大きいものがあろうかと思います。 そこで、何らかの形で御参加いただく方向で今協議中でございますが、他方、この会議主体は政府間の閣僚会議ということでございますので、一応先般の準備会議ではオブザーバーという形でお呼びしてはどうだということが関係国のコンセンサスでございました
○政府委員(谷野作太郎君) お答え申し上げます。 先生から現地の大使館のこと、建物のことにつきましていろいろ御心配いただきまして、どうもありがとうございます。先ほど大臣も申し上げましたように、好きこのんで高い料金を払ってホテルにおるわけでございませんので、その点ばせか御理解いただきたいと思います。 そこで、お尋ねのいつどういう段取りで移るかということでございますけれども、ただいまのお示しの場所に
○政府委員(谷野作太郎君) お答え申し上げます。 従軍慰安婦の問題あるいは強制連行については事柄の性質上、当面は日本の内部におきまして、先ほど政府委員から御答弁申し上げましたように、関係省庁の御協力を得ながら調査を進めておるところでございます。 他方、もとより外国から発掘されます資料について全くこれを放置しておるわけではございませんで、例えば従軍慰安婦の問題につきましても、先生もあるいは御案内かもしれませんが
○政府委員(谷野作太郎君) ただいま政府委員から御答弁申し上げましたように、このカンボジアの復興、復旧を考える場合に、やはりNGOのお役割、我が国のNGOの方々も含めてでございますけれども、大変大事だと思います。そこで、六月に開催いたします復興会議、閣僚レベルの会議でございますが、その場にNGOの代表の方の参加をぜひ確保したいと思っております。 先般、準備会合をさせていただきまして、一応オブザーバー
○谷野政府委員 確かに先生ただいま仰せのように、IAEAの査察の仕組みというものが今まで十分なものでないというのは、ほかならぬIAEAの側におきましてそういう深刻な思いがございます。そこで日本等が音頭をとりまして、イニシアチブをとって、これをより完全なものにしなければならないということで作業が始まっておりますが、他方、主権国家を相手にするわけですからなかなか難しい面があるということのようでございます
○谷野政府委員 先生もお話しになりましたように北朝鮮の核開発の問題は、我が国はもとより、これに関心を寄せる国際社会が非常に強い懸念を北朝鮮に表明し続けてまいりました。そういうこともございまして、最近、私は一定の前向きの動きが出てきておると思います。北朝鮮側からもいろいろなニュースが流れてくるようになりました。しかしながら、御案内のように肝心のIAEAによる査察自体がまだ実施されておりません。また、非核化共同宣言
○谷野政府委員 私からかわってお答え申し上げます。 先般、第七回の日朝の正常化のための交渉の場におきましても私どもの代表団から、この問題を一日本人の行方不明という案件というふうに観念いたしまして、この方の行方の調査について北朝鮮側当局に強く要請したところでございます。先方は従前と同じような立場でございまして、これに応ずる気配がなかったのは非常に残念なわけでございますけれども、今後ともそのような私どもの
○政府委員(谷野作太郎君) 西ドイツの例が国会でもたびたび議論になるわけでございます。特に、私もこの言葉には非常に深い感銘をもって受けとめておるわけでございますけれども、西ドイツのワイツゼッカー大統領が言われたという有名な言葉、すなわち「過去に目を閉ざす者は現在にもまた盲目になる」ということでございますけれども、そのような考え方は、私ども日本人として多くの日本人が共感できるものだと思います。 さて
○政府委員(谷野作太郎君) 先ほど申し上げましたように、政府の側におきましてはいろいろな機会に総理大臣以下が過般の不幸なアジアとの関係において持った過去ということにつきまして、反省の念を厳しくいろんな機会に述べてきておられます。しかしながら、確かにただいま先生仰せのように、これは政府だけの問題ではございませんで、生意気な言い方かもしれませんけれども、ひっきょう私ども日本人一人一人の心の問題だと思います
○政府委員(谷野作太郎君) 私からまず御答弁申し上げるのが適当かどうかわかりませんけれども、お話をさせていただきたいと思います。 我が国が多くのアジアの国々と過去の一時期において持ってしまった不幸な関係、それを通じて我が国が与えた多大な苦痛、損害ということにつきましては、これを深く反省する、二度とこのような不幸な歴史を繰り返してはならないということにつきましては、国会におきましても総理以下いろいろな
○政府委員(谷野作太郎君) 査察を受けていただいてそれによって、先ほど申し上げましたように、国際社会全体としてこれをめぐる北朝鮮の疑惑というものが払拭されたという認識に立てはそれはそれでよろしいのだと思います。 他方、日朝をめぐる問題はこればかりではございませんから、それで一気にすべてが解決の方に向かってまっしぐらというわけにはもちろんまいりませんけれども、この問題は国会の御意思も受けて私どもは強
○政府委員(谷野作太郎君) きのうきょうということでございますから今この時点でもまだ続いておりますが、昨日はしたがって総論的なやりとりと主として国会でも大変御関心のある核の問題についてのやりとりをいたしました。 総論的なやりとりは省略いたしますとして、核の問題につきましては、確かに御案内のように、昨年の秋ごろから大変歓迎すべき動きがこの問題について始まっておると思います。中平代表の方からそういった
○政府委員(谷野作太郎君) 日中関係、幅広い関係でございますから政府に限ることはできませんけれども、政府側におきましては、例えば九月二十九日が正常化の日でございますから、そこで北京あるいは東京におきましてそれぞれの大使が主宰されて大きな祝賀のパーティーを計画いたしております。それから郵政省の方で記念切手を発行するという御計画もありますし、他方いろいろな映画祭とか絵画展とかそういったものに対しても政府